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喜ばれるお供え物とは

お墓参りで喜ばれるお供え物は、お墓に入っている人間に向けたものと、同伴者とで趣が異なります。お墓の中にいる人間に喜ばれるお供え物は、立派なお墓本体です。
後に残った人間の安全のためにも付属品はいりません。お餅、煎餅、砂糖菓子などの食べ物は置いたその時だけは見栄えだけは良くても、何日かするとどうしても腐臭が漂います。置いた本人も同伴者も一度お墓に置いた食べ物を食べる気にはなりません。
かくして、食べ物はお墓の周辺で暮らしている浮浪者のものになってしまいます。花も生花でも、路傍の雑草でも、ドライフラワーでも、置いてから日数が経過すると見栄えが悪くなるだけです。香炉、ジョウロ、水瓶、千羽鶴などのオブジェもまた付属品です。花瓶や折り紙の千羽鶴では、雨が降るたびに劣化します。
食べ物、花、オブジェ。他の家の人間に誰にも邪魔されずに置いたままにしていても一年も経過すれば、ものすごく汚く見える謎の物体になるだけです。

また、線香を焚くための香炉や、お墓の上から水をかけるための金属製のジョウロや水瓶であれば、あっても違和感はありません。ただし、付属品として後付けしてしまうと、他家のマナーの悪い人間に取られる可能性が発生します。
金属製の長い花瓶ですと、凶器として用いられる危険もあります。香炉は本体につけ、水瓶は霊園の物を借りるのが最もスマートです。
食べ物、花、オブジェは置かないように徹底すれば劣化はしません。生きた人間は葬儀や霊園で仕事をする関係者以外でしたら、最低限のことしか勉強する必要はありません。死者の気持ちを深く理解しようと努力する必要はありません。
生きている人間は生きることを全うしましょう。生きている時にお金に困っていた人に、死後墓に金銭を置いても、お金を使うのは別の人です。

同伴者と一緒にお墓参りに行き、喜ばれるのは食べ物と宿です。最も重宝される贈り物は同伴者の安全と信頼です。お墓参りに行くのに、一時間でとんぼ返りするようではせっかちというもの。かといって「その地で泊まる」には主の許可がいります。許されていない場合は近くに旅館を予約しないと、次の年から無くなるかもしれません。
結婚をしている夫婦が遠方にお墓参りに出かけて、日帰りで帰らされることが続いてしまうようでは、離婚や家庭不和の原因にもつながります。
旅行感覚で出かけたのに、目の前で家族喧嘩を見せられたら、結婚をしていても結束が甘ければ、次の年からは「大変だから今度からは一人で行って来て」「予定が入っているから今年は気持ちだけ」に変わるのがオチです。恒例行事として旅行化してしまうのがもっともスマートです。また、同伴者に「大量のお土産を持たせる」のもスマートではありません。
さらに、寿命でお亡くなりになったのではなく、セクハラパワハラその他周囲からの暴力や事故によって若くしてお亡くなりになってしまった人ですと、母親が慟哭することでしょう。
その後、家事はおろか、外見を身綺麗にすることさえもおろそかになってしまい、なにも手につかなくなることも考えられます。浮気などの背徳行為も恐ろしいです。
粗相があると、どうしても怨念が後に残りますから。お墓参りに出かけたのが元で、恨みを買っている人達が束になって復讐してくるようなお家柄ですと、何らかの事故に巻き込まれることも。

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